ひきこもり科学館

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地元でも、地元でなくても面白い!ご当地ネタ漫画10選|「出身地トーク」にも活用できます

自己紹介はもちろん、宴会や商談、面接のときにも、気軽に場を盛り上げられるのがご当地ネタ。コミュ障気味の私にとって、すごーく便利な話題です。今回は、そんなご当地ネタを扱った、面白い漫画を10選にまとめてみました。地元の人にとっても、そうでない人にとっても、楽しめることは間違いナシ!それでは、順にみていきましょう。

 

【岩手県代表】ゴーガイ!岩手チャグチャグ新聞社|飛鳥あると

岩手の地方新聞社「岩手チャグチャグ新聞社」を舞台に、岩手ならではのトピックを熱く、優しく伝えていくストーリー。「わんこ冷麺大会」に挑戦したり、遠野の民話の語り部の秘密に迫ったり…。岩手の観光的な魅力はもちろん、岩手の人の強さ、あたたかさまで伝わってきます。

【栃木県代表】ススメ!栃木部|一葵さやか

栃木のある高校に設立された謎の部活「栃木部」が、地味すぎる栃木の魅力を向上すべく、何かよく分からないことに懸命に取り組んでいく、ご当地コメディ漫画です。栃木の面白おかしい知識が、どんどん頭のなかに入ってきます。「栃木って、どこ?」という方にこそ読んでほしい一作です。

【群馬県代表】お前はまだグンマを知らない|井田ヒロト

チバ県からグンマ県に引っ越した高校生が、何かいろいろ面倒くさいことに巻き込まれていく漫画。割とぶっ飛んだ展開が多く、よくも悪くもハチャメチャな感じです。もちろん、トチギやイバラキとの抗争にも巻き込まれていきます(笑)。これを読めば、謎多き土地「グンマ」の正体が分かるはず…。いや、分からないか。

【埼玉県代表】翔んで埼玉|魔夜峰央

埼玉をdisって、disって、disりまくる漫画。「ここまで盛大にdisれば、逆に清々しさを感じる」という学びを得ることができます。ストーリー自体は、埼玉版「ロミオとジュリエット」といったところです。百美と麗、県境で引き裂かれた2人の逃避行の行方はいかに――?みたいな。

【北陸3県代表】北陸とらいあんぐる|ちさこ

東京の全寮制の女子高に進学した北陸出身の3人(石川出身の加賀ひまり、富山出身の黒部りつ、福井出身の越前和花)が、東京の学園生活を楽しみつつ、地元のことばや食べ物の話で盛り上がったり、同じ北陸出身として絆を深めていったりする漫画。登場人物3人の関係が、北陸3県の関係をよく表している気がします。

【静岡県代表】ローカル女子の遠吠え|瀬戸口みづき

東京での仕事・生活に行き詰まり、地元・静岡にUターン就職した有野りん子の、日々の仕事や同僚・旧友たちとの交流を描いたコメディ。静岡のご当地ネタが、随所に散りばめられています。会社には、静岡グルメ大好き元都民、祭り大好き浜松民など、個性の強い人がたくさん。ゆるい故郷に癒されつつも、いろんなことにツッコミを入れていきます。

【愛知県代表】八十亀ちゃんかんさつにっき|安藤正基

東京から名古屋に引っ越してきた主人公、陣界斗(じんかいと)が、露骨な名古屋弁を話す不思議な少女、八十亀最中(やとがめもなか)の生態に迫っていく漫画(いや、観察日記か)。八十亀ちゃんが「にゃーにゃー」言ってて、ネコみたいでかわいいです。ちなみに、名古屋に観光地はありません(第1巻より)。

【滋賀県代表】三成さんは京都を許さない|さかなこうじ

地味でパッとしない滋賀県をたて直すべく、県知事特別秘書に任命された石田光成が、京都を仇敵と見据え、無謀極まりない下剋上を成し遂げていく物語。滋賀の漫画なのに、タイトルは「京都」というところに、いかにも滋賀らしさを感じます。ちなみに、なぜか県知事はゴリラです。

【兵庫県代表】神戸在住|木村紺

東京出身で神戸の大学に通う女子学生、辰木桂(たつきかつら)の学生生活を中心に、彼女とその周りを取り巻く、個性豊かな人間模様を描くエッセイ風の漫画。作中には、神戸のさまざまな場所(例えば、王子動物園やモトコーなど)が描かれており、神戸という街のすがたを感じ取ることができます。また、神戸が舞台ということもあり、阪神・淡路大震災に関するエピソードも数多くあります。

【全国特別枠】うちのトコでは|もぐら

日本全国、47都道府県の県民性をテーマにした漫画。各都道府県を、県民性や歴史・文化に合わせて擬人化しています。各都道府県、なかなかキャラが立っています。ただ、やはり県民性という内容もあってか、「あるある」と思えば「ないない」というものもあります。まぁ、そこも含めて、面白いところなのかもしれません。