ひきこもり科学館

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【陰キャ】内向型人間が、自信をもって生きるために読んでほしい本5選+α

突然ですが、皆さんは外向的な性格ですか、内向的な性格ですか?―私は、自他ともに認める、超内向的な性格です。ただ、内向的な人って、生きる上で苦労することが多いですよね。何か、人から理解されにくいですし…。そこで今回は、内向型人間が、自信をもって生きるために読んでほしい本を、5選にまとめてみました。これを読めば、自分なりに、上手く生きるヒントが見つかるかも…。それでは、順にみていきましょう。

 

① 内向型を強みにする

その名の通り、内向型を強みにするための自己啓発書。内向型・外向型の違いについて、脳の構造やはたらきの面から、科学的な説明がなされています。その説明を一部取りあげると…、

 ◯ 内向型の人と外向型の人では、脳の神経伝達物質の経路が異なっている。

 → そのことが、気質の違いを生み出している。

 ◯ 内向型と外向型では、エネルギーの補給方法が異なっている。

  •  内向型人間… ひとりの時間(内省や思索、休息)からエネルギーを補給している。
  •  外向型人間… 外界からの刺激(会話、活動、新しい出会い)からエネルギーを補給している。

うーん、なかなか興味深い話ですね。特に、エネルギーの補給方法の話は「なるほど~!」と思いました。内向型人間にも、外向型人間にも、「気付き」の多い一冊です。

② 内向型人間の時代:社会を変える静かな人の力

世界各国で翻訳されている、超ベストセラー。内向型人間の「有用性」を説くとともに、外向型人間の問題点や欠点にも触れています。さらに、外向型人間を理想とする社会に対しても、警鐘を鳴らしています。その内容を一部取りあげると…、

  • 学校教師の大半が、外向的な生徒こそ理想的だと考えている。
  • 人前で話す力と話の内容・質は別物である。
  • 会議では人数が増えれば増えるほど、誤った結論に達する可能性が高くなる。

うーん、何かありがちですよねー。そのほか、個人的に興味深かったのは、内向型人間と外向型人間では、刺激に対する感受性が異なるという内容です。

  •  内向型人間… 刺激に対して「敏感」 → 低刺激な環境を心地よく感じる → あえて人と関わらなかったり、家でゆっくり過ごしたりする
  •  外向型人間… 刺激に対して「鈍感」 → 高刺激な環境を心地よく感じる → 積極的に外に出たり、人と話したりする

確かに、私が「外に出ると疲れる」のも「人と話すと疲れる」のも、感受性という見方であれば、スッと説明できるような気がします。全体的に、丁寧に分析されていて、おすすめの一冊です。

③ 仕事・人間関係・人生が好転する!「内向型の自分を変えたい」と思ったら読む本

長年、内向型の性格に悩んできた筆者が、自らの人生経験をもとに組み上げた、内向型人間としての生き方、処世術を語っていく本。これを読めば、内向型の「弱み」も「強み」に変えることができるかもしれません…。特に、仕事人間関係に悩んでいる方には、おすすめしたい内容です。この本のなかに、今の悩みを解決する糸口があるかもかもしれませんよ~。

④ 内向型人間のための人生戦略大全

その名の通り、内向型人間のためのハウツー本。仕事でも、プライベートでも活きる、実践的なアドバイスが満載です。また、ワークブック形式で、自分の内面と向き合いながら読むことができるのも、大きな特徴です。ただ、「それができれば、悩んでいないよ~」という内容も多いですが…。まぁ、できるところから、少しずつやっていくのがいいでしょう。 

⑤ 内向型営業マンの売り方にはコツがある:ムリに自分を変えない方がうまくいく!

その名の通り、内向型人間向きの営業職ハウツー本。「内向型の性格を変えることなく、営業成績を引き上げるコツ」が書いてあります。性格はそのままなので、無理せずにできるのがいいところです。これを読めば、あなたもトップ営業マンになれるかも…?内向型・外向型に関わらず、悩める営業マンは読んでおいて損はないと思います。

【番外編】 最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!

内向型の皆さんは、「自分はリーダーに向いていない」と思っていませんか?―でも、そんなことはないのです!これを読めば、内向型人間がリーダーになれること、内向型人間こそがリーダーに向いていること、がよく分かります。

(注意)

 本書の内容は、あくまでリーダー論であって、内向型人間論ではありません。そこを勘違いして読むと、がっかりするのでご注意ください(だから、番外編にしました)。