ひきこもり科学館

つれづれなるままに、ひきこもり、硯にむかひて

株は細かいことを気にせず、とにかく買ってみろ! ~知識や用語なんて分からなくていい!

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株の「とっつきにくい」点の1つとして、やたら専門知識や専門用語が出てくることがあります。株をやってみたいなぁ~と思って、本屋でハウツー本をパラパラとめくってみたものの、小難しい知識・用語のオンパレードで目がクラクラしてしまう…。そして、「やっぱ、やめようかな」と本屋を後にしてしまう…。そんな経験をお持ちの方、少なくないと思います。

でも、それじゃあダメなのです!そんなことで、株を諦めてはいけません!

ただし、ここで私が言いたいのは、ハウツー本を買って知識や用語を覚えろ、ということではありません(むしろ、そんなことにあまり意味はないです)。

本当に言いたいのは、
株は細かいことを気にせず、とにかく買ってみろ!
ということです。

では、なぜこんなことを言うのでしょうか。それは、株をやるのに小難しい知識や用語はいらないからです。もう1度言います。株をやるのに小難しい知識や用語はいらないからです。

確かに、チャート分析の知識や財務諸表の用語は、実際に取引する上で多少は役に立ちますし、全くもって不要という訳ではありません。かといって、こうした知識や用語の類は、そんなに重要なものではないです。(初心者なら)あくまで最低限、ハウツー本の上澄みくらいを押さえておけば、それでもう十分です。

なぜなら、株は勉強したからといって、儲かるものではないからです。知識や用語を覚えたからといって、儲かるものではないからです(それで儲かったら、東大生あたりの受験エリートは、皆一流トレーダーになっています)。

実は、株というものは、皆が思っているほど合理的なものではないです。割と“いいかげん”なものです。「株はアイドルの人気投票」と誰かが言ったように、株価は割と“いいかげん”に動きます。

株価は、いくら企業業績がよくても、それが投資家の目にとまって買われない限りは上がりません。その逆も、また然りです。実際、好業績でも値下がりしている銘柄もあれば、大赤字でも値上がりしている銘柄もあります。つまり、株というのは、そんなに合理的なものではないのです。必ずしも、明快な論理や法則性によって動く訳ではないのです。まぁ、当たり前ですね。結局、私たち人間がやっていますからね。

そういうこともあって、あまり細かく財務指標やチャートを分析しても、さほど意味がなかったりもします。

  • 「おかしい!この会社は、今すごく業績がいいのに!」
  • 「おかしい!このチャートなら、これから上向くはずなのに!」

そんなことを言っても、意味がないのです。上がらないものは、上がらないのですから…。そこに根拠を求めても、仕方がなかったりもします(根拠がないのですから)。そんな訳で、株って、あまり考えすぎずシンプルに売買した方が、かえってパフォーマンスがよっかたりもします。

あと、もう1つ。株って、何だかんだ言って、知識よりも経験がものを言います。実際に買ってみて、身をもって「得した」「損した」経験を積み重ねた方が、よほど勉強になります(その方が早く上達します)。自分なりのやり方が見つかれば、強いです。それに、株って知識なんかなくても、カンタンに買えますからね。ワンクリックで買えますからね。(ハウツー本を読むより)何か、買ってみた方が早いです。

だから、私は強く言います。
株は細かいことを気にせず、とにかく買ってみろ!と。

最初は、チャートを軽く見て「何となく上がりそうだから買ってみよう」、その程度で構いません。むしろ勉強のしすぎで、株を買えなくなることの方が問題です。分析のしすぎで、取引の適切なタイミングを逃すことの方が問題です。初心者だからこそ、細かいことを考えずとにかく買ってみる、そして成功と失敗を繰り返す、そのことが何よりも大切なのです。もちろん、知識や用語も知っているに越したことはありません。しかし、それらは(株を)買ってからでも十分勉強できます。買ってからでも遅くはないです。とにかく買ってみてください。話はそれからです。

それでは、今回はこのへんで。