ひきこもり科学館

つれづれなるままに、ひきこもり、硯にむかひて

【就活準備】マーケティング業界に就職するには?学生のうちに何をしておく?

毎年、毎年、就活というものは、性懲りもなく訪れてきます。そのなかで、マーケティング業界は「何か、クリエィティブな感じがする」「何か、カタカナでカッコイイ!」という偏差値が低いにも程がある理由で、学生からそれなりに人気があります。皆さんは、どうでしょうか?マーケティング業界、ご関心はありますか~?―「ある」という方、結構いるかと思います。いますよね?そこで今回は、マーケティング業界を志す中途半端に意識だけ高い諸君に、学生のうちから「やっておいた方がいいこと」を特別にお伝えしようと思います。これらを日々実践しておけば、どこかのイケてるマーケティング会社、マーケティング職に潜り込める可能性が、グググンッ!と上がっていくはず…。さぁさぁ、今のうちにライバルとの差を付けるのです!大学に入ったときから、もう、すでに就活への準備は始まっていますよ!

 

◯ マインド編

まずは、マインド編の3つです。これらは、一朝一夕では身に付かないので、常日頃から心掛けておくことが大切です。大学1年生から「やっておいた方がいいこと」です。早いうちから、やっておきましょう。

 

① 日ごろから、情報感度を高めておけ!

マーケティングは、「どうやってモノを売るのか」を考える仕事です。具体的には、市場や消費者のニーズを調査したり、魅力的な「売れる」商品を企画したり、たくさん商品を売るために広告・宣伝を打ったりします。そのためマーケティングの仕事では、常に市場に向きあうことが求められます。例えば…、

  • 「今は、何がトレンドなのかな?」
  • 「最近、◯◯が売れているのは何で?」
  • 「あの広告のキャッチコピー、面白いな」

など、普段からあれこれ思考することが大切なのです。そのためには、世のなかの情報を敏感にキャッチする必要があります。流行りのアイドルはもちろん、政治・経済まで、ありとあらゆる情報をキャッチする必要があります。そういう意味では、マーケティングの仕事には「ミーハー」が向いています。だから、「ミーハー」になってください。学生のうちに、情報感度を高めておいてください(最近の流行りに「付いていけない」という方、ちょっとヤバいですよ)。

 

② コミュニケーション能力を舐めるな!

マーケティングの仕事は、社内・社外問わず、様々な人を巻き込みながら進めます。クライアントの要望を伺ったり、社内の各部署にいろんな協力を求めたりもします。時には、異なる意見や立場の関係者をまとめる、という難しい場面もあったりします。そのため、マーケティングにはコミュニケーション能力が必須なのです。決して、ただ黙々とパソコンに向かっているだけ…、がマーケティングの仕事ではないのです(もちろん、そういう仕事もあるにはありますが)。だから、学生のうちにコミュニケーション能力を高めておいてください。そういう意味では、安時給のアルバイト経験も無駄にはなりません。陰キャ・コミュ障こそ、接客・サービス系のアルバイトをやってみるべきです。3カ月でもいいので、1度やってみてください。

 

③ 数字やパソコンに強くなれ!

マーケティングでは、商品やその売り方を考案するために市場調査を実施します。その際には、たくさんのデータを分析することになります。そのため、データ(数字)データを分析するツール(パソコン)には、強くなっておく必要があります。もし、大学で統計学の講義があるなら、ぜひとも履修しましょう(なくても、入門書を1冊かじってみてください)。また、Word、Excel、Power Pointくらいは、普通に使いこなせるようになりましょう。これらは、「人に教えられるレベル」まで使い倒しても、決して損にはなりません。もう1度言います。数字とパソコンには強くなってください。このあたりでつまずくと、後々何かとツラいですよ。

 

◯ 実践編

次は、実践編の3つです。割と具体的で、実効性があると思います。就活前、大学3年生あたりからでも、十分間に合いますので…。お気軽にやってみてください。

 

① お小遣い稼ぎに、アンケートモニターをやってみて!

マーケティング会社は、私たち消費者に対してさまざまな調査を実施しています。そのため、多くの会社が「アンケートモニター」を募集しているのです。アンケートモニターとは、アンケートに答えてお金を得る、簡単なアルバイト・副業のようなものです。スマホ1台さえあれば、講義やバイトの合間など、ちょっとした「空き時間」にできます。学生のお小遣い稼ぎにはちょうどいいので、ぜひやってみてください。しかーし!それだけではありません。モニターをやっていると、「実際に、調査がどのようにして行われているのか」が分かるようになります。だから、アンケートモニターはマーケティング、特に調査業務の勉強になるのです。これは「生きた」業界研究になりますよ~~。だから、ぜひぜひやってみてください。以下に、いくつか代表的なモニターサイトを挙げました。どれか1つでもいいので、まずはお気軽に登録だけでも…、してみてください。

 

【代表的なアンケートモニターサイト】

  • マクロミル
  • リサーチパネル
  • My Voice
  • D-style
  • 楽天リサーチ

個人的に、特にオススメなのは「マクロミル」ですかね。アンケートの件数が多いので、誰でも比較的稼ぎやすいです。迷ったら、とりあえずコレから登録しておけばいいと思います。

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② 大学では、関連講義を受けてみて!

大学でマーケティングに関連する講義があったら、ぜひとも受講しましょう。経営・商学系の学部であれば、関連講義がたくさんあるはずです。例えば…、

  • マーケティング論
  • ブランドマネジメント論
  • マーチャンダイジング論

など、「いかにも!」な講義があるかと思います。この手の講義は、積極的に取りに行ってください。とはいえ、自分は経営学部でも商学部でもないし…、という方もいるでしょう。それはそれで仕方ありません。しかし、意外と関連する講義はあるものです。まず、情報系の学部であれば、プログラミングデータ分析に関する講義があるでしょう。マーケティング・リサーチにもってこいです。どんどん勉強しましょう。また、経済系の学部では、必ずと言っていいほど統計学の講義があります。ある意味、1番役に立つかもしれません。勉強しまくってください。その他の学部でも、何かしら役に立つ講義があるかと思います(例えば、文学部でも「社会調査法」くらいはあるんじゃないかな?)。1度、よく探してみてください。

 

③ インターンシップには行っとけ!

正直、学生のときに、マーケティングの具体的な仕事内容を把握することは困難です。そのため、どうしても「何となく」のイメージで就職せざるを得ない面があります。しかーし!近年はインターンシップなるものがあります。インターンシップとは、(ざっくり言うと)学生が一定期間企業等で仕事を体験する制度のことです。要は、職業体験の1種ですね。よって、マーケティング会社のインターンシップに参加すれば、素人には「分かりにくい」マーケティングの内容も、ある程度は把握できるようになります。だから、インターンシップの機会があったら、ぜひ参加してみてください。ぜひ行ってみてください。面接の際の定番質問である「志望動機」「やりたいこと」にも、割と答えやすくなるはずです。さらにさらに!近年は、インターンシップ参加者から優先的に内定を出す企業もあるとか、ないとか…。ひょっとしたら、後でお声が掛かるかもしれませんよ?もちろん、過度の期待は禁物ですけどね。

 

以上、マーケティング志望の学生が「やっておいた方がいいこと」でした。これらを日々実践していけば、どんどんマーケティング業界への就職に近づいていくはずです。ではでは、皆さんのご就職の成功を祈りつつ、今回はこのへんで…。