ひきこもり科学館

つれづれなるままに、ひきこもり、硯にむかひて

【就活】面接の椅子、遠すぎて気持ち悪い問題

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面接。
あの、就職や進学の際に、しばしば設けられる関門ですね。
あの、人生の分岐点に設けられる、何かムダに緊張するだけで、よく分からないイベントですね。
皆さんも、長い人生、それなりの数は経験してきたことかと思います。

私は、というと…。
はい、何度もありますね(就活が長引いたので)
あまり、いい思い出はないですが(何度も落ち続けたので)

皆さんは面接、お好きですか?
おそらく、「好き」という方は割と少数かと思います。
とはいえ、多くの方はそれを何とかやり過ごして、これまでの人生を歩んできた訳ですね。
ご苦労様です。

しかし、私には面接のとき、どうしても納得できないことが1つありました。
それは、ドアを開け部屋に入って、すぐのことです。
室内をぐるりと見渡して気付いた、アレの位置です。

私はいつも面接のたびに思ったのです。
椅子、遠くね?って…。
椅子、やたら遠くね?って…。
えっ、何であんなに遠くに置くの?って…。

皆さんも、ご経験おありではないでしょうか。
何か、やたら遠くに置いてある椅子。
何か思わせぶりに、数メートル離してある椅子。

……………。
はぁ?
意味分かんねぇぇぇーーー。

本当に、なぜ相手から5m以上離れた場所に置こうとするのか。
ポツンと離れた場所に置こうとするのか。
意味が分かりません。

あの距離感って、一体何なのでしょうか?
わざわざ、面接を気持ち悪くしようとしているのでしょうか?
もともと気持ち悪いけれど)
うーん…。

ただ、この気持ち悪さの正体って、一体何なのでしょうね?
何で、気持ち悪いのでしょうね?
今回は、この“謎”の気持ち悪さの正体について、考えていきます。

 

① まともなコミュニケーションをとる距離ではない

面接では、なぜか椅子が数mは離して置かれます。下手をすれば、7~8mは離して置かれます。しかしこれって…。普通に考えて、人と人とが通常コミュニケーションをとる距離ではないですよね?普通、もっと近づいて話しますよね?

そりゃ、そうですよ。だって、ムダに大きな声を出さないと届かないですし。視力の低い方ですと、相手の顔も見えないでしょうし。やりにくい、やりにくい…。こんなに離れていては、何かと不都合が多いはずです。だから、これは意思疎通を図る距離としては「あり得ない」といえます。

にもかかわらず。面接では、この状態で無理やり意思疎通を図ろうとするのです。そりゃまぁ、気持ち悪くなって当然ですよね。常に違和感しかないですもん。やたら遠くに見える相手、そこから飛んでくる声、それに普段は出さない大きな声で答えている自分…。あぁー、何だかおかしくなる!発狂しそうだぁーーー!となっても、何ひとつ不思議ではありません(ていうか、なりました)。むしろ、このシチュエーションで正気を保て、という方に無理があるのではないでしょうか。

が、しかし…。面接では、この異常なシチュエーションが、ごく当たり前とされているのです。デフォルトになっているのです。それも、誰も何も疑問を抱かないくらいに…(ていうか、本当に、誰も何も思わないの?)。これって恐ろしくないですか?

 

② 「面接異空間」が形成される

何か…、私にとっては、面接を行う部屋が異空間に見えるのですよ。通常、存在しえない空間に見えるのですよ。何か、ただならぬ場所に足を踏み入れてしまった…、みたいな。そういう感じがするのですよ。

えぇー、これを何と言いましょうか。とりあえず、「面接異空間」とでも言っておきましょうか(てきとう)。で、この空間が形成されると、(面接が)何だか気持ち悪くなってしまうのです。何だかおかしくなって、発狂しそうになってしまうのです…。

で、あれこれ考えたのですが。私はこの空間をつくり出してしまう原因が、あの椅子の位置なのではないかと…、そう思うのですね。つまりは、あの椅子の距離感、あの椅子のポジション取りこそが、面接を行う空間をただならないものにしているのではないかと…、そう思うのですね。

まぁ、科学的根拠なんて皆無ですけどね。完全に個人の感想、妄想でしかないですけどね。あれ、どうなんでしょうね?もしかしたら、椅子の位置だけじゃなくて、部屋の殺風景さ、薄暗さなんかも、関係しているのかもしれませんね。何か、(椅子とともに)複合的に作用してそう…。そんな気がする、たぶん。

そうは言っても…。面接における椅子の位置って、すごく重要だと思うのです。何か、あのポジション取りを見るだけで、あの距離感を測るだけで、そこが異質な空間であることが分かるというか。「あ、何か違うな」というのが一発で分かるのです。それほどに、椅子の位置ってバカにならないのですよ。えぇ。

③ 距離をとっての質問攻め、という動物実験スタイル

まぁ、今まで言ってきたように面接って、椅子の位置からしておかしいのですよ。だって、通常「あり得ない」距離でコミュニケーションをとろうとするのですから。違和感も持ちますよ。「面接異空間」にもなりますよ。気持ち悪くもなりますよ。

でも、それだけではないのです。面接のおかしいところは、椅子の位置以外にもあるのです。それは何でしょう…?―それは、コミュニケーションの方向性です。面接では、あまりに「一方的な」コミュニケーションが繰り広げられるのです。

そもそもですが。普通、コミュニケーションというのは双方向に動くものです。自分から相手へ、相手から自分へ、というふうに。互いに、何らかの情報を渡し合うものです。

しかし、面接の場合はそうではありません。面接の場合はこうです。
「質問に答えよ」。

面接では、相手から一方的に質問がなされ、それに従順に答えることが要求されるのです。つまり、面接でのコミュニケーションは「一方通行」なのです。面接では、常に相手から情報を渡せ、と要求されます。しかし、こちらからそれを要求することはできないのです(したら、怒られました)。

でも、これってどうなのでしょう…?―おかしいですよね。おかしいと思います。だって、明らかに、一般的なコミュニケーションの形態を逸脱していますし…。なかには、何を勘違いしているのか。俺は偉いんだ!さぁ話せ、答えろ!みたいなオッさんも…。コレ、面接じゃなくて「尋問」の間違いじゃねーの?なんてことも多々あります。はぁ…。これじゃあ、ゆったり笑いながらお話なんて、できませんよね。絶対に。

それに加えて、先ほどから言ってきたように椅子が遠い訳です。椅子が遠い…。そうなると、極端に「遠距離」「一方通行」なコミュニケーションを強いられる訳です。ちょっと言い換えると、やたら間合いをとられて質問攻めされる訳です。

具合が悪いですよね。人と人とが、まともにコミュニケーションをとるスタイルではないですし…。何か、遠くから繰り返し棒で突っついて、反応を見ているかのような…。まるで、子どもが木の枝でイモ虫を突いているような…。そんな感じがしますよね。いや、それだったら、まだ可愛げがありますがね。大の大人が、大の大人相手に、それをやっちゃダメですよね。それはもう、一種の「いじめ」ですよね。

で、このスタイルの何が気持ち悪いかって、「動物実験」みたいですよね。動物実験。遠くから棒で突っついて、反応を見る動物実験。あ~、やだやだ。私はモルモットか、と。面接には、人を人として見ていないかのような気持ち悪さがあります。さらにさらに…。これで、ニコニコ笑ってハキハキ話して「いい人」っぽく振る舞いなさい、と言うのですから。狂気の沙汰としか言いようがないですよね。

 

おわりに

以上、ぐにゃぐにゃと考えてきました。皆さんはどう思われますかね?―何か分かる!という方もいれば、いまいちピンと来ない…、という方もいるかもしれません。別に、私は面接を友達との雑談のようにしろ、などと言うつもりはないですが。ただ、もうちょっとマシなやり方はあるだろう、とは思うのです。もうちょっと椅子を近づけてもいいだろぅ…、とは思うのです。その方が、お互いやりやすいでしょうし…(たぶん)。といったところで、今回はこのへんで…。