ひきこもり科学館

高学歴こじらせニートが、日々思い付くまま、あれやこれや書きます。

就活の面接に落ち続けるあなたは、実はものすごい才能の持ち主かもしれない(だから、そんなに落ち込むな!)

皆さん、就活は頑張っていますか?面接は、たくさん受けていますか?さて、就活といえば面接が付きものですが、これに悩まされている方は非常に多いかと思います。何せ、面接をクリアしないことには、どうにもなりませんから。当然のことです。なかには、面接に落ち続けて、自信を失くしている方もいらっしゃるかと思います。まぁ、1回や2回ならともかく、何回も落ち続けるとダメージが大きいですからね。「自分は、誰からも必要とされていないんだ」とか、「自分は、何がダメなんだろう…」とか、そんなふうに考えてしまいます。そうやって、自らの人格や人生が否定されたような、そんな気分になってしまいます(たとえ、面接官にそんな意図はなくとも)。

とはいえ、マッチングの問題もありますので、落ちるときは普通に落ちます(むしろ、1社の面接で決まる人の方が稀です)。そのため、ある程度「数をこなす」ことも必要だといえます。たかが、5回連続で1次面接に落ちたくらいで、悩まないでください。6回目でポン・ポーンと通ることは、普通にあります。まぁもちろん、身だしなみとか、態度とか、お話のテンポとか論理とか、いくつか押さえておくべきポイントもありますがね(一応、チェックしておいてください)。

ただ、その上で、まだ面接に落ち続けるのであれば、もう別の可能性を考えた方がいいのかもしれません。それは、あなたが実はものすごい才能の持ち主かもしれない、という可能性です。会社に入るにはもったいないような、ものすごい才能の持ち主かもしれない、という可能性です。

なお、この可能性を検討してもいいのは、次の3つの条件すべてに当てはまる方です(あくまで、私の独断と偏見によります)。

 (1) 面接を30社以上は受けた

 (2) 面接を2つ以上の業界で受けた

 (3) 少なくとも、人とまともに話すことができる

(例えば、社交不安障害により日常会話が困難な者は除外されます)

 
どうですか、すべて当てはまりましたか?当てはまった方は、この先をぜひ読み進めてください。まぁ、当てはまらなかった方も、何らかの参考にはなるので読み進めてください。

 

① あなたが優秀すぎて、ほかの人が理解できていない可能性

ひょっとしたら、あなたは優秀すぎるのかもしれません。それ故の苦難にぶち当たっているのかもしれません。いいですか。世間の人は皆、あなたのように賢いとは限りません。正直、とんでもないバカもたくさんいます。それは、会社の採用面接の場においても同じです。あなたが面接でお話しする内容のレベルが高すぎて、面接官が理解できていないのかもしれません。具体的には、(あなたのお話の)論理が複雑すぎる、新奇すぎる、時代を先読みしすぎている等の理由により、面接官の理解が追い付いていない可能性があります。これは、あなたが優秀であるが故の落とし穴です。どこか、思い当たる節はありませんか?例えば、たまに学校の先生がバカにみえるとか。暇つぶしに書いて送った、懸賞論文が入賞していたとか。普通に講義を受けていたら、GPAがトップになっていたとか…。そういうあなたは、実はものすごく優秀なのです。それが当たり前すぎて、意識から抜けているかもしれませんが(*)。ただ、そのことが正当に評価されるか否か、は別の問題です。「おー、こいつはすごい」と評価されることもあれば、「何だこいつ、よーわからん」と評価されることもあります。

一方、あなたの優秀さが分かるからこそ、敬遠される場合もあります。例えば、採用担当者が(あなたのことを)「うちの会社にはもったいない人だ」「内定を出しても、辞退されそうだ」と考えた場合、あえて落とすことがあります。これは、中小企業にはありがちな話です。大企業でも、業界2位以下ではあるかもしれません。また、採用担当者が「将来、俺の地位を脅かしかねないヤツ」だと恐れて、あえて落とすこともあるかもしれません(これは、人間的にどうかと思いますがね)。という訳で、優秀だからといって採用される訳ではない、ことを覚えておいてください。

*ただし、そういうところを鼻に掛けている人は「ウザい」のでご注意ください。

 

② あなたの感性がユニークすぎて、ほかの人にはよく分からない可能性

ひょっとしたら、あなたはちょっと変わり者なのかもしれません。それ故に、周りの人から理解されにくかったり、距離を置かれやすかったりするのかもしれません。

 

何か、心当たりはありませんか?友だちから「お前、変わっているな」と言われるとか。基本的に、学校でもバイト先でも「浮いている」とか。あるいは、よく分からない趣味を持っていませんか?例えば、「円筒分水が好きだ」とか。円筒分水の機能美、造形美に心が打ち震えるとか。休日は、全国各地の円筒分水をカメラに収めているとか。そういうあなたは、(自分でも薄々お気付きでしょうが)間違いなく変わり者です。あるいはイロモノです。それで、あなたのいいところは、その持ち前のユニークな感性にあります。ものの見方、感じ方が鋭く、斬新な発想やアイデアを生むことができる点にあります。しかし、それが就活では、かえって苦労を生むこともあります。あなたは、採用面接において、どのような人として評価されているでしょうか?もちろん、ポジティブに評価されればそれでいいです。しかし、あなたの感性がユニークすぎて、面接官には「よく分からない人」として映っている可能性もあります。

ヒトは、意識的にも無意識的にも、異質な者を排除する性質を持っています。それは、面接官においても同じです。面接官は、あなたの人との違いをビビッと感知します。「何か違う」と。そして、何となーく警戒感を持ってしまいます。その結果、面接官は(高確率で)あなたのことを排除してしまうのです。「何か、よー分からんヤツ」「何か、ウチにはいないタイプ」として、排除してしまうのです。そんな、いいかげんな理由で~、と思われるかもしれませんが、そんなもんです。誰しも、自分とは異なる存在は怖いですから…。

また、会社によっては、似たような人を集める(あるいは、異質な人を排除する)採用方針をとっているところもあります。そういう場合、あなたのようなタイプは真っ先に排除されるでしょう(だって、人とは違うんだもん)。これは仕方のないことです。特に、保守的な日系企業にはそういう傾向がみられますので、外資系企業やベンチャー企業を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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円筒分水(Wikipediaより引用)

 

③ 会社員には向いていないが、経営者やフリーランスには向いている可能性

ひょっとしたら、あなたは会社員的な働き方には向いていないのかもしれません。そのことが、採用面接でも見抜かれているのかもしれません。あなたは、会社にとって「使いにくい」人なのではないでしょうか?

例えば、以下のような特性を持つ人は、会社にとって「使いにくい」人とされがちです。まずは、頭がいい人。具体的には、冷静で分析力が高く、「何にでも疑問を持つ」「自分が納得しないと動かない」といったタイプです。こういうタイプは、会社という組織の矛盾や不合理に気付きやすく、それがストレスにもなりやすいです。「この会議、意味あるの?」と思って、イライラしてしまいます。次に、我が強い人。具体的には、自主性や独立心が強く、「何でも、自分で決めて自分でやりたい」「何だかんだ言って、自分の意思を曲げることはない」といったタイプです。こういうタイプは、やりたくないことはとことんやれないので、会社のルールや上司の命令に従うのが苦痛になりやすいです。やりたくないことをやっていること自体に病んでしまいます。

こういう人は、確かに、会社にとっては「使いにくい」面があります。そのため、会社によっては「会社の風土に合わなさそう」「上司とケンカしそう」などと、敬遠することがあります。特に、保守的な制度・風土の残る「昔ながらの日本企業」にはそういう傾向が強いです。

しかし、こういう特性は決して悪いものではありません。あくまで、会社員に向いていないというだけです。見方を変えれば、経営者やフリーランスには向いているともいえます。何せ、頭が冴えて、我が強いくらいでないと、自分で事業なんて興せませんからね。もっと、ポジティブに考えてください。それはそれで才能ですよ。そうですね…、「組織の枠に収まらない人」とでも言えば、少しカッコよくないですか?

 

④ (会社員的な活動よりも)研究や文化・芸術活動に向いている可能性

ひょっとしたら、あなたは(会社員的な活動よりも)独自性や創造性が求められる活動、具体的には、研究や文化・芸術活動に向いているのではないでしょうか。どこか、思い当たる節はありませんか?例えば、何でも、1人で黙々とやるのが好きだとか。正直、人間関係が面倒くさいとか。あるいは、自分が平凡であることに耐えられないとか。社会の常識や慣習に付き合っていられないとか。そういうところ…、ありませんかね?ほかには、えーと…。大学の講義が普通に面白くて、余計に単位を取っていたとか。幼いころ、絵を描くのが好きで、よく賞状をもらっていたとか。

そういうあなたは、ビジネスマンというよりは、研究家や芸術家、文化人というような生き方の方が似合っているのかもしれません。まぁ、よく言えばクリエイティブ、悪く言えばカネにならん!そういう分野ですね。あなたの場合、そういう分野の方が活躍しやすいのかもしれません。ただ、カネ儲けに向かないとなると、当然、会社には採用されにくくなりますので…。ツラいところがあります。

 

⑤ あなたが優秀でも、その能力を活かせる環境がない可能性

いくらあなたが優秀でも、その能力を活かせる環境がないことにはどうにもなりません。それは、大学院を出ていようが、難関国家資格を持っていようが、3か国語を話せようが、同じです。どんな能力も、その能力を活かせる環境がなければ意味がないのです。それは就活でもまったく同じです。どんな能力も、その能力を活かせる仕事や職場がなければ意味がないのです。言い換えれば、どんな能力も、企業に必要とされなければ採用には結びつかない、ということです。例えば、人文系の大学院生が「わたし、古文書が読めます!」と言っても、それはほとんどの企業にとって「いらない」スキルです。なぜなら、仕事で古文書を読むことなどないからです。そうなると、残念ながら、採用には結びつかないということになります。このように、どんなに優れた能力があっても、それを活かせる仕事や職場がなければ意味がないのです。「ない」のと一緒です。

先ほどは、人文系の大学院生を例に挙げましたが、就活では、高い学歴がかえって不利にはたらくこともあります。会社によっては、「院卒は採用しない」というところも少なくありません。例えば、(仕事に)知力よりも体力が求められる会社、既存のビジネスモデルを回していくだけの会社では、そういう傾向が強いでしょう。「(院卒より)若くて元気な高卒の方がいい」、そんな会社は腐るほどあります。

また、日本企業には、未だに前時代的で意味不明な性別役割分業が残っています。個人の能力に関わらず、性別によって仕事を決められることが多々あります。例えば、「土木作業員は男性」「保育士は女性」とか、「総合職は男性、一般職は女性」とか、「営業職は男性、事務職は女性」とか、そういったものです。あなたの望む仕事が、異性の担う仕事だと見なされている場合、その仕事にありつくことは非常に困難となります。面接に呼ばれないか、呼ばれても冷たくあしらわれるか、のどちらかでしょう。そこに、あなたの能力は関係ありません。

そのほか、日本の企業制度、企業文化になじまない人もツラいかもしれません。例えば、外国人留学生とか、起業・独立希望者とか。「何で、上司が帰るまで待たなきゃいけないの?」とか、「何で、(無能な)上司に意見してはいけないの?」とか、言いそうじゃないですか。まったくもって、正論ですが。

 

⑥ あなたの能力が高すぎるが故に、就活に全力を出せていない可能性

ひょっとしたら、あなたは人より妙に頭がよかったり、感覚が鋭かったりするせいで、就活に全力を出せていないのかもしれません。具体的にいえば、就活の「茶番」に気付きやすい、耐えられない、「バカ」になりたくてもなれない、のかもしれません。

こんなことを言うのもなんですが。就活って、ある程度「バカ」にならないとできないじゃないですか。だって、就活って大いなる「茶番」ですからね。実にくだらない、バカバカしい営為ですからね。えー、挙げるとキリがありませんが、例えば…、

  • 自分のものとは思えない自己PR
  • ほとんどないような志望動機
  • 過度に画一的なリクルートスーツ
  • 白々しい面接でのやりとり
  • 誰も祈っていない不採用通知

これを「茶番」と言わずして、何と言うのでしょうか。実にくだらない、実にばかばかしい…。こんなの、やっていられない…。そう思うのは、至極当然のことです。しかし、就職という目的を果たすには、こういうこともやらざるを得ないのです。そうなると、ある程度「バカ」になる必要がある訳です。
 

しかし、あなたにはそれが難しいのかもしれません。なぜかというと、あなたには人より妙に頭がよかったり、感覚が鋭かったりする部分があるからです。それ故に、就活の「茶番」に気付きやすい、耐えられない、「バカ」になりたくてもなれない、からです。そういう人が、(本当に)就活に全力を出すのは、想像以上に難しいです。だって、くだらないし、バカバカしいし…。半ば無意識的に、目をそらしてしまいますからね。その証拠に、模擬面接とか、受けようと思わないでしょう?絶対、受けた方がいいのに…。まぁ、その苦しみ、私にはよく分かります。苦しいですよね。ツラいですよね。ええ、分かりますとも…。ただ、模擬面接とか、受けた方がいいですよ。早口とか、猫背とか、くだらないことを治すだけで、面接の通過率が違いますから。

 

(今できるアドバイス)

以上、長々と書いてきました。それで、今できるアドバイスは、次のようになります。

  • 面接に落ちるからといって、あなたが無能であることにはならない。
  • 面接に落ちるからといって、ひどく落ち込む必要はない。
  • 模擬面接を受けると、多少は状況がよくなるかもしれない。
  • あなたは、実はものすごい才能の持ち主かもしれない。
  • 就職以外の選択肢を検討すると、活路を見いだせるかもしれない。

それでは、今回はこのへんで。

 
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