ひきこもり科学館

高学歴こじらせニートが、日々思い付くまま、あれやこれや書きます。

他人の恥かくシーンが見てられない!?それって「共感性羞恥」かも!

皆さんは、テレビ番組で他人の恥ずかしいシーンを「見てられないっ!」と感じたことはありませんか?どうしても目を向けられなくて、思わずチャンネルを変えたことはありませんか?

 

おそらく、ここで「あるある!」という人と「何言ってんだ、こいつ」という人に分かれるでしょう。しかし、だからこそ「あるある!」サイドの人に伝えたいのです!この現象にはちゃんとした名前があるんだよ、と。決して自分だけではないんだよ、と…。

 

という訳で、さっそくこの謎の現象の名前をお伝えしましょう…。その名は「共感性羞恥」です!……………とは言っても、ピンとは来ませんよね。大丈夫です。これから、詳しく説明しますので。

 

① 共感性羞恥とは?

共感性羞恥は、他人がミスをしたり、恥をかいたりする場面を見たとき、それが自分のことであるかのように、気が詰まったり、恥ずかしくなったりする現象のことです。一説では、共感性羞恥の経験をもつ人は、およそ10人に1人の割合だそうです(本当は、もっといるかもしれません)。

 

② 共感性羞恥の原因は?

共感性羞恥の原因は、脳のはたらきにあります。共感性羞恥では、他人の恥ずかしい場面を見たとき、実際に自分が恥ずかしい思いをしたときと脳の同じ部位がはたらきます。それにより、あたかも自分が恥ずかしいことをしまったような感覚が芽生えるのです。共感性羞恥は、このようにして起こります。

 

③ 共感性羞恥が起こるシーンは?

共感性羞恥は、日常の様々なシーンで起こり得ます。その例としては、以下のようなものが挙げられます(ただし、どのようなシーンで起こるのか、は大きく個人差があります)。

1) 誰かが怒られたとき

  • 友達が先生に怒られるのをみたとき

2) テレビ番組で

  • 「ドラえもん」でのび太が失敗するのをみたとき
  • ドッキリ番組で、趣味の悪いイタズラに引っ掛かっているのをみたとき
  • クイズ番組で、勘違いした回答をする人をみたとき

3) その他

  • つまらないジョークで、場が冷めてしまったのをみたとき
  • 得意げに、間違った知識をひけらかしている人をみたとき

 

ちなみに、私はイッテQの「出川イングリッシュ」が苦手です。

 

④ 共感性羞恥になりやすい人って?

共感性羞恥は、「他者への共感性」「羞恥心」という2つの要素と関わりあっています。よって、この2つの要素を強くもつ人ほど、共感性羞恥になりやすいといえます。つまり、共感性羞恥になりやすい人は、以下のような特性をもつ人です。

  • 他者の感情を、自分のこととして捉える傾向が強い人
  • 羞恥に対する感受性が強い人

 

⑤ 治療の必要性は?

共感性羞恥は、病的な現象ではありません。専門的にも、一定の人に確認されるごく自然な反応であり、特に異常なものではありません。よって、特に治療の必要性はありません。全然、気にしなくても大丈夫です。「ふーん、これって共感性羞恥なんだー」と軽く受け流してしまうくらいが、ちょうどいいです。

 

それでは、「共感性羞恥」ということばを覚えたところで、今回はこのへんで…。