ひきこもり科学館

高学歴こじらせニートが、日々思い付くまま、あれやこれや書きます。

地元、滋賀県民あるある20選 ~琵琶湖だけじゃないよ、いろいろあるんだよ!

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長らく「滋賀県民」として生きてきた私が、滋賀県民ならよく分かる「あるある」ネタを書いていきます。普段はおとなしい滋賀県民も、内輪だけなら盛り上がれるだろう、と期待して書いていきます。特に、それ以上の意味はありませんが、書いていきます。今回は20選、書いていきます。それでは、よーいドンと。

 

① 「琵琶湖以外に何があるの?」と訊かれる

よく他県の人からは「琵琶湖以外に何があるの?」と訊かれます。少し悲しくなってきますが、他県の人の滋賀県に対する認識なんて、まぁ、こんなもんです。しかし、いざ訊かれると、意外と自分でも答えられなかったりします。

 

これじゃダメだ。よ~く考えてみよう。

・名所なら…

彦根城、比叡山延暦寺、長浜・黒壁スクエア、近江八幡、信楽、琵琶湖博物館

・食べ物なら…

近江牛、ふなずし、近江茶、焼鯖そうめん、のっぺいうどん、ビワマス、日野菜

 

このあたりを押さえておけば、とりあえず何とかなりそうです。

 

② スーパーといえば、平和堂

滋賀県でスーパーと言えば、間違いなく「平和堂」(本社:彦根)です。あの、鳩のマークでおなじみのアレです(イトーヨーカ堂ではありません)。そこそこの駅前には、ほぼ必ずと言っていいほどあるアレです。滋賀県らしい、あまり洒落っ気のないスーパーですが、これはこれでいいのです(平和堂にそんなものは求めていません)。滋賀県民にとって、平和堂のない生活は考えられません。その証拠に、ポイントカードである「HOPカード」を持っていないと、非県民扱いされます。ところが、近年はイオンやバローなどの進出もあり、少し立場が揺らいできています。

 

③ 京都とは切っても切り離せない関係

滋賀と京都は、経済的にも社会的にも文化的にも、切っても切り離せない関係です。実際、県南部(大津、草津など)は京都都市圏に含まれていて、京都と一体的な地域になっています。京都の人は、よく滋賀をバカにしてきますが、彼らも何だかんだ言って、滋賀がないと生きていけません。京都の人は琵琶湖の水を飲むし、滋賀の野菜を食べます(実は、京野菜も滋賀で作っていたりします)。工業製品も、滋賀の人に作ってもらっています。さらに、夏には湖水浴に行き、冬にはスキーに行きます。一方で、滋賀の人も京都がないと生きていけません。滋賀の人は京都の学校に通って、京都の会社で働きます。オシャレな服も京都で買います。要するに、滋賀と京都は「持ちつ持たれつ」な関係になっているのです。

 

④ まぁ、一応「関西」だと思う

時々、よその人からは「滋賀県って何地方?」と尋ねられることがあります。県民としては「えっ?」と思いますが、よくよく考えると無理もない気がします。まず、滋賀県って(県民が思っている以上に)影が薄いですし…。さらには、ちょうど近畿・東海・北陸の境目に当たるので、イマイチどこだか分かりにくいですし…。とはいえ、県民の感覚として中部地方や東海・北陸地方はないでしょう。そうなると、(消去法で)近畿地方となります。県民としては「まぁ、他に当てはまるものがないし…」という感じでしょうか。ただし、“近畿”という言葉は教科書的な言葉であって、あまり使いません。普通は“関西”と言います。よって、滋賀県は「まぁ、関西なんやろなぁ~」ということになります。

 

⑤ 地域によって、気候が全く異なる

滋賀県は、地域による気候の差が大きいです。彦根地方気象台によると、滋賀県は「日本海気候区、東海気候区及び瀬戸内海気候区が重なり合う地域」だそうで、様々な気候がせめぎ合う、ちょっとややこしい地域なのです。特に冬場は、地域によって「雪が降るか降らないか」の差が大きいです。北部はドカドカ降りますが、南部はあまり降りません。その証拠に、スキー場があるのは北部だけです。冬場、たまに南部の人が北部に行くと、結構ひどい目に遭います。

 

⑥ まとまった都市(中心地)がない

滋賀県は琵琶湖が真ん中にあるせいか、あまり大きな都市が発達しませんでした。そのため、滋賀県にはだいたい人口5~10万人程度の小都市しかありません。一応、大津市は30万人以上の人口がありますが、大津市自体、大津や石山、瀬田など、小都市の集合体のような感じです。そのため、どこが市の中心部なのか、イマイチよく分からないのです。滋賀県が「くそ田舎」だとバカにされるのも、このあたりに原因があるのかもしれません。まぁ、一極集中にもいろいろ問題があるので、このくらい分散していた方がいいのかもしれませんが。

 

⑦ 新快速停車駅がステータス

滋賀県民にとって、新快速停車駅は非常に価値が高いです。なぜなら新快速が止まると、京都・大阪へ格段に行きやすくなるからです。通勤・通学が格段に便利になるからです。そのため、滋賀県において新快速が止まる街は「格が高い」とみなされます(実際、地価にも大きく反映されます)。特に琵琶湖線、野洲以南の新快速停車駅(大津・石山・南草津・草津・守山・野洲)の周辺は利便性が高く、とても人気があります。そのおかげなのか、このあたりは、全国でも有数の人口増加エリアとなっています。

 

⑧ ふなずしは食べない

「ふなずし」は、言わずと知れた滋賀県の伝統的な郷土料理です。その名の通りフナ(鮒)を用いて作られていて、独特の味と匂いがあります。しかし、滋賀県民でも「ふなずし」を食べることはそんなにありません。「食べたこともない」という人も、決して珍しくないレベルです。県民自身、まるで「幻の食べ物」のように捉えています。その原因としては、まず、あの独特の味と匂いがあるでしょう。何かとクセが強く、一口食べて「もう無理!」という人も多くいます。さらに、値段の問題もあります。実は「ふなずし」って、すごく高級品なのです。大体、1匹分で5,000円くらいは平気で飛びます。だから、そう簡単に食べられるものではありません。このように「ふなずし」は、県民にとっても極めてハードルの高い食べ物なのです。

 

⑨ 近江牛も食べない

言わずと知れた滋賀の名産、「近江牛」も地元の人はそんなに食べません。正確に言えば、高すぎて食べたくても食べられません。これは「ふなずし」とは違って、味覚的な問題はないので、単なる経済的(家計的)な問題ですね。普段は、アメリカ産やオージービーフを食べています。まぁ、このあたりの事情は、松阪も神戸も同じですかね…?

 

⑩ 「うみのこ」に乗ったことがある

県内の小学5年生は、必ず学習船「うみのこ」に乗った1泊2日の体験学習を経験します。そこでは、琵琶湖の環境を理解する「びわ湖環境学習」や、郷土への理解や対人関係を養う「ふれあい体験学習」などが行われます。また、他の小学校と合同で行うため、他校の児童と交流できる貴重な機会となっています。ちなみに、私が初めて船酔いを経験したのも「うみのこ」でした。あまり、いい想い出はないです。

 

⑪ テレビのニュースで、「滋賀」と「千葉」を聞き間違える

「滋賀(Shiga)」と「千葉(Chiba)」は発音がよく似ていて、とても聞き間違えやすいです。そのため、テレビのニュースで「千葉」と聞くと、思わず「ビクッ」と反応してしまいます。そして、すぐに「市川市で~」とでも聞いて「あっ、違った」と気付くのです…。これ、ある意味、1番の「あるある」かもしれません。「滋賀(Shiga)」と「千葉(Chiba)」は、(少なくとも県民にとっては)本当に紛らわしいのです。

 

⑫ 大津駅前はよその人に見られたくない

全国の県庁所在地中心駅のなかでも、大津駅はかなり「しょぼい」です。「小さい」「古い」「みすぼらしい」の3拍子揃った、とても哀愁漂う駅です(*)。さらに、その駅前(の街)もかなり「しょぼい」ので、見事に何もすることがありません。どのくらいかと言うと、食事するところにも困るレベルです。そのため県民の多くは、大津駅前をあまり他県民に「見られたくない」と思っています。正直、大津駅前よりも草津駅前の方がよっぽど賑やかです。

 

*最近は、駅ビルが改装されて、少しマシになりました。それでも、「小さい」「みすぼらしい」の部分はあまり変わりませんが。

 

⑬ 謎の存在感を放つBBC(びわ湖放送)

滋賀県にはBBC(びわ湖放送)というテレビ局があります。一般にBBC=英国放送協会ですが、滋賀県ではBBC=びわ湖放送です(混同注意です)。この放送局は、何かとツッコミどころ満載で、常に謎の存在感を放っています。何というか、独特の香ばしさ(臭さ?)があります。まず、どこの系列にも属さない独立局という時点で、既にマニアック臭満載ですが…。見どころは、他にも沢山あります。例えば、(地方では見られない)テレ東系の番組をジャンジャン流すところや、数十年前のチープなCMをしつこく流し続けるところ、よく分からないカイツブリのキャラクターで「まちおこし」をしているところ…などなど。BBCには、他局にはない見どころがたっぷりあります。

 

⑭ 全国で唯一、地方紙がない

皆さんは、地方紙(あるいは地元新聞)ってご存知ですか?いわゆる京都新聞とか、奈良新聞とか、そういうやつです。ところが滋賀県には、そういった類の地方紙がないのです!このことは、県民にとっては当たり前なのですが、よそから引っ越してきた人には結構驚かれます。滋賀県では地方紙がないため、全国紙(読売新聞や朝日新聞など)を読んでいる人が多いです。しかし、滋賀県にも、地方紙の「代わり」をしている新聞ならあります。それは「京都新聞滋賀版」と「中日新聞滋賀版(滋賀中日)」です。これらの新聞が、(片手間で)滋賀県のローカルニュース、地域情報を発信しています。ちなみに、京都新聞は湖西・湖南で、中日新聞は湖北・湖東でシェアが高いです。

 

⑮ 琵琶湖のせいで移動が不便

滋賀県の真ん中には琵琶湖がありますが、そのせいで県内の移動が不便になることがあります。例えば、彦根から今津に行く場合、琵琶湖を大きく迂回しなければなりません(その逆もまた然りです)。このような場合、県内であっても通勤・通学は難しいかもしれません。琵琶湖の東西を移動するのは大変なのです。

 

⑯ 主要道路も片側1車線

滋賀県の道は狭いです。滋賀(近江)は、古来より「交通の要衝」とされてきましたが、その道自体は思いのほか立派ではありません。国道1号、8号、161号などの主要国道も、そのほとんどが片側1車線です。そのせいで、県民はいつも渋滞に悩まされています。1号線にせよ8号線にせよ、「日本の大動脈」のくせに、何でこんなに道が狭いのでしょうか?滋賀が「くそ田舎」だからでしょうか。それとも、滋賀に有力な政治家がいなかったからでしょうか。とにかく滋賀の道は狭くて混んで、困ります。ちなみに、たまに都会に出て、幅の広いの道路(片側3車線とか)を走ったりすると、それはそれで困ったりします(車線変更に慣れていないので)。

 

⑰ かつて都があった(らしい)

(県民ですら忘れがちですが)滋賀県には、かつて都がありました。それは「近江大津宮」とか「紫香楽宮」とかいう、アレです。学校の教科書にも、少しは載っていましたね。ところが、これらはわずか数年で廃都となり、その遺構も少ないことから「幻の都」と言われています。そのためか、県民自身も、かつて「都があった」という実感が湧いていません。普通「都があった」というと、少しは自慢のタネになりそうですが、その実感がないので自慢もできないのです。当然、都自体ほぼ跡形もなく消えているため、観光地にもなり得ません。西大津駅を「大津京駅」に改称したところで、どうにかなる問題ではないのです。

 

⑱ 実は世界遺産がある

さて、皆さんは「滋賀県にある世界遺産は何でしょう?」と訊かれて、答えることができるでしょうか。正直、「えっ、そんなんあったっけ?」という人も多いのではないでしょうか。それが何と…、あるのです!それは、比叡山延暦寺です。延暦寺とは、最澄によって開かれた天台宗の総本山のことです(日本史の教科書に出てきましたよね)。世界遺産のリストには「古都京都の文化財」として登録されているので、非常に紛らわしいのですが、場所としては滋賀県にあります。(延暦寺は)京都観光の一部として訪れる人が多いので、なおさら勘違いされやすいのですが、比叡山の東側(琵琶湖側)にあるので間違いなく滋賀県にあります。京都ではありません。

 

⑲ 空港が遠い

滋賀県には空港がありません。また、隣接する京都府や福井県、岐阜県、三重県にも空港がありません(*)。つまり、滋賀県及びその周辺は「空港空白地帯」になっているのです!そのせいか、県民にとって空港はちょっと「使いにくい」感覚があります。関西国際空港や伊丹空港、神戸空港、中部国際空港など、どこに行くにしても何だか中途半端に遠いのです。実際、空港に着くまでに、地味に時間もお金もかかってしまいます…。だから、「やっぱ、新幹線でいいや」という県民も少なくないです。

 

*厳密に言えば、福井には空港があるのですが、使い物にはならないです。

 

⑳ 名古屋は近くて遠い存在

滋賀県は、ちょうど大阪と名古屋の間あたりに位置しています。ところが県民は、大阪はよく行っても、名古屋はあまり行きません。やはり滋賀は「関西」だから、ということでしょうか。(大阪は身近に感じても)名古屋は身近に感じないのです。距離自体はそんなに変わらないはずなのですが、なぜか感覚的には遠いのです…。まぁ、単に「電車が不便だから」ということなのかもしれませんが…。実際、大阪は電車1本で行けても、名古屋には1本では行けませんからね。毎回、大垣での乗り換えは結構面倒です。正直、米原―大垣間は、JR東海が(新幹線を使わせるために)嫌がらせをしているのだと思います。

 

以上、ぐだぐだと書いてきました。ではでは、今回はこのへんで。

 

(参考文献)