ひきこもり科学館

つれづれなるままに、ひきこもり、硯にむかひて

卒論・修論を提出期限に間に合わせるには、スケジュール・健康・データの3つを管理すること!

大学生活の集大成といえば、卒論ですね(修士課程なら、修論ですね)。多くの場合、これを提出しないことには卒業できない、という最後の関門でもありますね。だから、何としてでも書き上げなければならない。ところが、提出期限が迫っているのに、なかなか書き上がらない…。そういうことが、よくあります。

 

毎年毎年、卒論・修論は提出期限との闘いです。学生の多くは、提出期限ギリギリまで粘ることになります。しかし、万が一、間に合わなかった場合は大変です。何せ、卒業できませんから。そうなると、余計に学費はかかるわ、就職先の内定は取り消されるわ、で悲惨です。だから、(卒業したければ)何としてでも、間に合わせるほかないのです。

 

という訳で、今回は卒論・修論を間に合わせるために重要なポイントを3つだけ、書いていきます。これらを心がけておけば、とりあえず間に合わせることはできるはず…。今のうちに、読んでおくことをおすすめします。

 

① スケジュール管理(できる人向け)

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まずは、卒論・修論の提出期限を確認しましょう。当たり前のことですが、重要なことです。「大体、何日くらい」じゃ、ダメです。何年、何月、何日、何時、何分まで、しっかり確認しましょう。そして、その時間を手帳に赤文字でメモしましょう。次に、今日の日付を確認しましょう。今日は、何月何日ですか?え~、◯月◯日です。では、その日付から、先ほど確認した提出期限までに何日ありますか?え~、◯◯日です(面倒だけど、ちゃんと数えてね)。はい、それがあなたに残された日数です。あなたは、その限られた時間のなかで、何としてでも卒論・修論を間に合わせなければなりません。まずは、この現状を把握することから始まります。

 

現状が把握できたら、大まかな執筆スケジュールを組み立てましょう。残された日数から逆算して、何月何日までに何をやっておくべきか、考えてください。具体的には、データの収集は◯月◯日まで、図表の作成は◯月◯日まで、序章の執筆は◯月◯日まで、…というように、タスクと日付を決めていくのです(できれば、予備日もあるといいかな)。そして、そのタスクと日付をもれなく手帳にメモしましょう。これで、スケジュールの組み立てはOKです。後は、このスケジュールに合わせて、黙々と研究に取り組んでください(もし困ったことがあれば、その都度先生に相談してください)。やることは、それだけです。これで、卒論・修論はお約束の期日までに完成、提出することができるはずです。どうです、簡単でしょう?

 

と言いたいところですが、この通りにできる人はそう多くないです。これは「できる人」の話です。という訳で、私も含めて「できない人」の話も、しておかなければなりません。それでは、えーとですね…。「できない人」は、せめて、次の2点だけは気を付けてください(「できる人」もね)。これはリスク管理のお話です。

 

 ↓ ここからは、できない人向けのお話。

 

② 健康管理

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卒論も修論も、書くだけ(データ収集や図表の作成等は別、純粋な執筆作業のみ)ならば、そんなに時間はかかりません。卒論なら2週間、修論なら1カ月あれば、十分に書き上げることができるでしょう。

 

とはいえ、その2週間、1カ月で体調を崩してしまえば、話は変わります。状況によっては、本当に間に合わなくなります。提出期限2週間前のインフルエンザとか…、ゾッとしますね。そんな訳で、追い込みどきほど、健康管理が大切になります。卒論・修論の提出期限1か月前は、

  • 栄養のあるものを、ちゃんと食べましょう。
  • 十分に寝て、疲れを取りましょう。
  • 寒いときは、部屋の暖房を付けましょう。
  • 身体に異状を感じたら、すぐに病院に行きましょう。
  • インフルエンザの予防接種もおすすめします(これは、2~3か月前がいいかな)。

分かりましたか?とにかく、全力で健康状態を維持するのです。

 

③ データ管理

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研究には、データが付きものです。多くの場合、何らかのデータがなければ、まともに論ずることさえできません。

 

では、そのデータが突然消えてしまったら、どうなるでしょうか?破損したり、紛失したり、盗難に遭ってしまったら、どうなるでしょうか……?それはもう、大変なことになります!失くしたデータによっては、取り返しのつかないことになります(例えば、二度とできない実験のデータとか)。あぁ……、想像するだけで、ゾッとしてしまいますね。ちなみに、何らかのトラブルによってデータが消える、というケースは意外とよくあります。私も、卒論の執筆中、突然、何の前触れもなくUSBメモリが壊れました(幸い、バックアップをとっていたので、大した被害はありませんでしたが)。いやぁ~、恐ろしいです。あのときは、本当に肝を冷やしました。

 

という訳で、卒論・修論の原稿、実験・調査データ、参考文献など、卒論・修論の執筆に必要となる各種データは、しつこく、しつこく、厳重に管理しましょう。とにかく「消えては困る」データは、必ず複数の場所に保管してください。最低でも2つ、できれば3つ以上の場所に保管してください。ポイントは、PC本体だけではなく、USBメモリなど外部記憶装置にも保管することです。これは、お使いのPCが壊れても、データがなくならないようにするためです。特に、1番重要な、卒論・修論の原稿はこまめに保存しましょう。そして、1日ごとに、原稿ファイルをつくって保管しておきましょう。ファイル名は「卒論17.12.29.」のように、日付を付けておけばOKです。これで、もし原稿ファイルが壊れても、1日前に戻ることができます。

 

分かりましたか?大事なデータは、とにかく全力で守るのです。

 

【結論】

以上。今回の結論は、次のようになります。

 卒論・修論を提出期限に間に合わせるためには、スケジュール・健康・データの3つを管理してください。これで、論文の内容や質はさておき、とりあえず提出することはできるはずです。

それでは、皆さん。頑張っていきましょう!

 

(参考文献)