ひきこもり科学館

高学歴こじらせニートが、日々思い付くまま、あれやこれや書きます。

下手な大都市より、地方都市の方が住みやすいと思う件 ~人とか家賃とか自然とか

f:id:neetland:20181126034903j:plain

皆さんはいま、どこにお住まいでしょうか?また、いま住んでいるところは、どんなところでしょうか?私は親が転勤族でもないのに、なぜか、若くして全国を転々としてきました。引越しを繰り返してきました。

そして、いろんな土地で暮らしてきた末に、1つ思ったことがあります。それは、
あれ?下手な大都市より、地方都市の方が住みやすいんじゃね?
ということです。あるいは、
むやみに東京に出ればいい、ってもんじゃないな
ということです。

今回は、私がそのように思った理由を、ただつらつらと書いてみたいと思います。もちろん、個人的な嗜好や感覚によるところが大きいので…。「違う」という人には違うでしょうけれど…。そういうことは気にしないで、とりあえず書いてみたいと思います。

なお、ここでの大都市・地方都市のイメージは、大体こんな感じになっています。本記事は、このイメージを共有してから読み進めてください。

・大都市 :東京、横浜、大阪など、全国屈指の大都市レベル

・地方都市:人口10万人~県庁所在地、一部の政令指定都市レベル

*福岡や札幌、神戸や京都あたりはその中間かな。文脈によって、どちらにもなり得ると思う。 

ではでは、書いていきます。はじまり、はじまり~。

① あからさまに家賃が違う

まず、大都市と地方都市で明らかに差が出るのは家賃です。食費や光熱費など、ほかの費用は大して変わりませんが、家賃(住居費)だけはあからさまに差が出ます。地方から初めて東京に出てきた人は、ビックリしたんじゃないでしょうか。1ルームで10万円/月とか、ザラですからね。大都市は本当に、ただ突っ立っているだけでお金がかかります。これでは、それなりの高給取りでないとやっていられません(新入社員の給料なんて、家賃で半分近く飛んでいったりして…)。

しかし、地方都市となれば話は大きく変わります。県庁所在地レベルの都市であっても、家賃は1ルームで2~3万円/月くらいに抑えることができます(ちなみに、京阪神や名古屋あたりでも、東京の半分くらいにはなりますよ)。これは、めちゃめちゃ大きいです!何せ、年間で数十万円の差にもなりますからね。それでも、あえて大都市に住みたいですか?という話です。まぁ、大企業勤めで、独身寮か手厚い住宅手当でもあれば、話は別ですが(今どきそんないい会社、少ないよなぁ…)。

② 人混みって息苦しい

大都市にはがたくさんいます。それこそ、バカみたいにいます。まぁ、それはそれで、賑やかでよかったりもするのですが、そればかりではしんどいのです。もちろん、人によって感じ方は違うでしょうが、人混みって基本息苦しいです。私の場合、繁華街などに行くと、しばらくして「あぁ~、人から離れたい!」という衝動が必ずやってきます。何かと消耗するんですよね、周りを人に囲まれていると…。ちなみに、吐き気のする満員電車なんて論外です。あんなもの、この世の地獄以外の何ものでもないです。

が、しかし…。大都市も大都市になると、人から離れられる場所もそうそうないのです。深夜の公園ですら、誰かいますからね。一人になりたいときになれる場所がない、というのは地味にツラいことですよ。そういう意味では、すぐに一人になれる場所がある地方都市は安心できます。
 

③ 身近に自然があると安心する

「自然」というものは、人々にある種の安心感をもたらします。例えば、気持ちをいくらか落ち着かせたり、前向きにさせたりします。おそらく、皆さんもおありでしょう。窓の外の木々を眺めていたら、何となく気分がスッキリしてきた、なんてことが。まぁ、学問的なことはあまりよく分かりませんが。近年の心理学などの研究においても、自然体験や自然に触れることが疲労回復促進やストレス緩和につながることが報告されているそうです。

そういう訳で、住むところの身近に自然がある、というのは大きなポイントなのです。私はいま、神戸に住んでいますが、神戸の居心地がよいのもそれと決して無関係ではないと思っています。神戸というと、それなりの大都市です。人口150万人あまりの大都市です。少し、息苦しさを感じるくらいの人口密度もあります。とはいえ、神戸のまちはすぐそばに山があるのです。六甲山地があるのです。つまり、住むところの身近に自然がある、ということです。

これって、地味に心の拠り所になるんですよ。私はよく、自宅マンションから六甲の山々を眺めるのですが、これは心を落ち着かせることができるからです。どうも、すぐそばに山がみえる、まちの限界がみえる、というのは人を安心させる効果があるようです。神戸が、それなりの都会であるのに居心地がよく感じられるのは、このあたりに理由があるのではないでしょうか。これが東京や大阪になると、そうもいかないと思います。

④ 地方都市の方が、1つの地域でコンパクトに用事が済んで便利

大都市なら近くで何でも揃う、何でも用事が済む、というのは半分正解で半分間違いです。大都市であっても、意外と不便な地域は山ほどあります。徒歩圏にスーパーもコンビニもない、なんて地域は山ほどあります。大都市だからといって、近くで何でも事足りる訳ではないのです。むしろ、1つの地域で用事を済ませることが難しくなります。

私もかつては、大都市の方が何でもあってベンリ~♪ と思っていました。ところが、実際に住んでみると違うのです。何せ、そんな町はずれでもないのに、家の近くには何もない、家の近くでは用事が済まない、のですから。あれ~、おかしいなー?と思いましたが。現実はこんなもんです。まぁ、家賃をケチって、駅と駅の間の住宅地に住んだせいでもありますが。大都市といっても、「何でもある」ところってそうそうないですよ(本当の都心を除けば。どうせ、そんなところには住めませんが…)。実際に住んでみると、半径1.5kmはしょーもない住宅地しかなかった、なんてことは普通にあります。

では、何でこんなことになるのか?ということですが。大都市の落とし穴として、都市機能の分化があります。大都市になると、都市機能が分化していくのです。例えば、ショッピング街やオフィス街、住宅街というように、買い物をするところ、仕事をするところ、寝るところ、が別々になっていきます。つまり、都市の各地域がある特定の機能に特化していくのです。このように都市機能が分化すると、一体どうなるのでしょう…?結論からいえば、1つの地域で用事を済ませることが困難になります。買い物に行くにしても、仕事に行くにしても、学校に行くにしても…、何をするにしても、別のエリアへ移動しなければなりません。その度に、電車やバスに揺られていては疲れきってしまいます(かといって、都市部ではマイカーも不便です)。これは、大都市になればなるほど顕著に表れる現象です。

一方、地方都市では、大都市ほど都市機能が分化していない分、1つの地域でコンパクトに用事を済ませることができます。(大都市のように)ここはショッピング街、オフィス街、住宅街…というように下手に分かれていない分、無駄に移動しなくていいのです(*)。そのため、地方都市は何かとラクで便利なのです。都市機能が比較的まとまっている地方都市では、買い物も仕事も、学校も、割とコンパクトな範囲で済ませることができます。地方都市の、このサイズだからこその「よさ」ですね。そんな訳で…。地方都市では、ある程度中心部に近いところに住んでいれば、大体のことは家の近くで何とかなります(そもそも、まちの規模が小さいですしね)。だから、大都市の下手なところに住むよりも、地方都市のいいところ(まちなか、駅前など)に住んだ方が何かとラクで便利だったりするのです。まぁ、もちろん…。(地方都市には)海外ブランドやマニアックな趣味のお店なんかは、少ないですがね。そういうものを強く求めない限りは、普通にやっていけますので…。大丈夫です。

ちなみに、「イオンモール」など、皆さんの大好きな大型SC・モールも、皆さんがバカにするような地方都市、郊外都市にあることが多いです。意外と、大都市にはなかったります(何せ、広大な用地が必要ですからね)。

*ただし、大都市圏郊外の衛星都市では、長距離通勤・通学している人も多くいます。

おわりに

以上、ぐだぐだと書いてきました。皆さんは、どのように思いますか?まぁ、もちろん…。大都市には大都市の、地方都市には地方都市のいいところ・悪いところがある、ということですね。それで、あなたにとってどういう規模、サイズ感だと居心地がいいですか?という話ですね。これは、本当に人それぞれだと思います。私には私の、あなたにはあなたの嗜好、感覚があると思います。ただ、そういったことを知るためにも、新しい土地に移ってみるのは悪くはないかな、と思うのです。いっぺん、地元を離れてみるのも悪くはないかな、と思うのです(ずっと地元にいると、そういうことも分からないだろうから)。ではでは。そんなところで、今回はこのへんで。