ひきこもり科学館

つれづれなるままに、ひきこもり、硯にむかひて

私が絶対に徹夜をしない理由 ~だって眠いし、不健康だし…

そう言えば、私は生まれてこのかた、「徹夜」というものをしたことがありません。別に、強く意識していた訳でもないのですが、1日たりともしたことがありません。まぁ、テスト前など、徹夜に近しい日はいくらかありましたが。それでも、2~3時間くらいは仮眠をとっていました。そして、翌日にはたっぷり10時間は寝ていました。Zzz…。

という訳で、今回は私が徹夜をしない(しなかった)理由について、改めて考えてみることにしました。徹夜をバリバリする皆さんも、全然しない皆さんも、自らの生活を考えるきっかけに、ぜひお読みいただければと思います。今、絶賛徹夜中でツラいよ~、無理ィ!な皆さんもぜひお読み…、いや…、寝た方がいいかな?まぁ、いいや。好きにしてください。

① だって、眠いし

まず、1つ目の理由はこれでしょう。眠い。眠いものは、眠い。これに尽きます。これ以上、説明はいらないのではないでしょうか?ヒトという生き物は、眠くなるようにできています。どういうメカニズムか分かりませんが、毎日眠くなるようにできています。これはもう、どうにもなりません。ちょっと考えてみてください。睡眠欲は、食欲や排泄欲と同じ「生理的欲求」ですよ。生命を維持するための、最低限の欲求ですよ。マズローの「欲求段階説」の一番下の階層ですよ。

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出典:「自分コンパス」https://jibun-compass.com/maslow


これに逆らおう、なんて無理な話です。無駄な努力です。男性が、股間を蹴られても痛くならないように、鍛えようとするようなものです。まぁ、この例えが適当かどうかはともかく…。無理なものは無理なので…。睡眠欲には、おとなしく従いましょう。

② 確実に、次の日に響くし

2つ目の理由はこれ、次の日に響く。間違いなく響く。徹夜をした次の日なんて、確実に身体のスペックは何割か落ちていますよ。特に思考力とか、集中力とか、判断力とか。この状態で、仕事や勉強をしてもミスを連発するだけ…、なのが目に見えています。実際に連発して「怒られ」が発生した…、という方も少なくないでしょう。まぁ、それが1日だけなら、まだいいのですが。実際は、生活リズムがおかしくなるので、次の日どころか、その後1週間くらい響くこともあります。ずるずると、何だか「だる~い」状態が続いちゃう訳ですね。えぇ、ロクなことがありません。とはいえ、夜更かししたくなる気持ちはよ~く分かりますけどね。
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実際、会社勤めなんかしていると、プライベートな時間なんて夜しかない訳ですし。こうして、ブログを書く時間もロクにないですし…。あぁぁーーー!会社行きたくねぇぇぇーーー!!と何度思ったことか。がしかし…、そういう会社員ほど、睡眠が大事なんですよね。ひょっとしたら、会社員の最優先タスクって商談でも、会議でも何でもなくて、睡眠なのではないでしょうか?そういっても、過言ではない気がします。

③ 健康にもよくないし

睡眠不足って、何かと健康によくないですよね。肌が荒れたり、太ったり、肩が凝ったり、ストレスが溜まったり…と、いろんなトラブルのもとになります。風邪とかインフルエンザとかも、大体そうですよね。

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まぁ、徹夜をしたからといって、いきなりガンになったりはしませんが。ちょっとした不調が、後になって大きな爆発を引き起こすことも十分あります。うつ病なんかも、結構こういうところから出てきたりして…(実際、不眠とメンタルヘルス系はセットですからね。ニコイチですからね)。まぁ、大抵のことは、ちょっと寝るだけでマシになる訳ですから。寝ておきましょう。とにかく寝ておきましょう。それだけで、翌日のコンディションがはるかにマシになります(少なくとも、最悪の状態は避けられます)。

④ そもそも「徹夜しないといけない」のは、生活が破たんしているから

なかには、多忙すぎて徹夜せざるを得ない、という人もいるでしょう。しかし、だからといって徹夜してもOK、というのは大きな間違いです。そもそも「徹夜しないといけない」というのは、その状況そのものに問題がある、と考えるべきでしょう。何せ、寝る時間も確保できない、というのですから。それはもう、生活が破たんしているということです。まともなライフスタイル・生活習慣ではない、ということです。よって正解は、「徹夜しないといけない」状況をつくらない、ということになります。まずはそこから、です。もし、あなたが超絶ブラック企業にいるとか、仕事を引き受けすぎているとか、子育てや介護の負担が重すぎるとか、おっしゃるのであれば、まずはそういう状況から見直していく必要があります。何だか、正論すぎてつまらない…、でしょうがそういうことです。

あと1つ。ヤバいと思ったら逃げろ!本当に、ヤバいと思ったら逃げろ!まともに、寝る時間もとれない生活からはさっさと逃げるんだ!今の日本人には「逃げる力」が足りない!!そう、百田先生もおっしゃっています。